その昔、目黒通り沿いに生ハムやサラミ、燻製を売ってる「IBIZA]というお店があり通ってた。
製造元は山奥にあって、店員さん(たぶん息子さん)が是非行って見てください、と言ってたのをふと思い出して、ちょっと遠いなと思いながらも行ってきた。
夕暮れの山道を20分も登ったところに、突如現れた石積みとログハウスのレストランと燻製小屋。
[map:x130.847957y33.2624(IBIZA)]
ここのオーナーは店名の由来にもなっているスペインのイビザ島で修行?していたとか聞いた覚えがあるけど真偽不明。最近、地元の雑誌にも紹介されている、仙人のような人。
ここで、パエリアのコース(4000円)をいただく。自家製のハム、サラミ、スープやパン。ハムは昔食べた味をおぼろげに思い出した。岩塩とスパイスが適度に効いてて忘れられない味。デザートは地元の名産巨峰で作ったシャーベット。野な甘みが美味しい。
この時期、ハムは季節外れだそうであんまり外売りしてないとのこと。ハムに季節があるなんて知りませんでした。お中元・お歳暮と勘違いしてたかも。ベーコン、サラミと巨峰とゆずのジャムをお土産に。
帰りしなに目黒のお店の話を持ち出すと、みなさんここから月交代で助っ人に行っていたらしく、懐かしがられて、それからまたヒトッパナシ盛り上がる。今でもここで作った生ハムその他を東京で手に入れることは出来るらしい。料理の達人のフレンチ坂井さんのところから独立された方が世田谷でパン屋を開いているらしく、そこで手に入るとのこと。お店の名前は「パン焼き人」。坂井さんと言えば・・・ティンカーつながりの奇縁を感じる。
また行きたいお店が増えました。
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